SUPERCAR

スーパーカーは95年中村弘二(Nakako)、石渡淳治(JUNJI)、田沢公大(KoDAI)、古川美季(MIKI)により結成。生音、電子音の両方を手中に収め恐るべき速さで成長中。

スリーアウトチェンジ

1.cream soda
2.(Am I) confusing you?
3.smart
4.DRIVE
5.Greenage
6.u
7.Autmatic wing
8.Lucky
9.333
10.Top 10
11.My Way
12.Sea Girl
13.Happy talking
14.Trash&Lemmon
15.PLANET
16.Yes,
17.I need the sun
18.Hello
19.TRIP SKY

98年発表の1st。良質ギターポップなアルバムで現在のスーパーカーの路線とは一線を駕すのだが決して過去の汚点などと呼べるものではない。第一弾シングルの@「cream soda」を筆頭にC「DRIVE」、NakakoとMIKIがボーカルをとるG「Lucky」等珠玉のナンバー目白押し。CD1枚をフルに使った全19曲。とりあえずこんなに良い曲をいっぱい書けますよと言ったところ。良質のポップソングを沢山書けるからこそ次の次元へ進むことが許される。彼らの場合それがかなり早熟していたことを証明している傑作。

JUMP UP

1.Walk Slowly

2.Sunday People

3.Jump

4.My Girl

5.Wonderful World

6.Love Forever

7.Tonight

8.Skyphone Speaker

9.Low-down (Live Scene)

10.Talk Talk

11.Daydreamer

99年発表。既に音楽的変化がB「Jump」なんかで顕著。疾走感を感じる曲が無いため一聴しただけではインパクトには欠けるかもしれないがアレンジ、個々の楽曲の構成、メロディーラインに成長度を増した様子が窺える。電子音の使用度を高めているが前作同様ギター中心のアルバムである事に変わりない。ただ鳴らし方、演出センスは更なる高みへ。2ndにして既に過渡期の作品にも感じてしまうこの進化は凄いと思います。

FUTURAMA

1.Changes

2.PLAYSTAR VISTA

3.Baby Once More

4.White Surf style 5.

5.Star Fall

6.Flava

7.SHIBUYA Morning

8.Easy Way Out

9.Everybody On News

10.Karma

11.FAIRWAY

12.ReSTARTER

13.A.O.S.A.

14.New Young City

15.Blue Subrhyme

16.I'm Nothing

2000年発表の3rd。なんだか早くもここまでいっちゃいましたかと言う感じ。現代ロックは最早電子音無しには語れないものとなっていますが、時には初心に返ってギターポップな音が聴きたいと感じる事もあります。しかしこんな作品を前にしてしまうとこっちの路線で全然OKってな感じになってしまうでしょう。ロック、テクノの次元を飛び越えて作り上げたこの壮大な音世界。I「Karma」からJ「FAIRWAY」への流れは完璧。力量を見せ付けるには十分すぎる傑作。

HIGHVISION

1.STARLINE

2.WARNING BELL

3.STORYWRITER

4.AOHARU YOUTH

5.OTOGI NATION

6.STROBOLIGHTS

7.I

8.YUMEGIWA LAST BOY

9.NIJIIRO DARKNESS

10.SILENT YARITORI

2002年発表の4thアルバム。プロデュースはROVO、ダブ・スクワッドの益子樹と先行シングルG「YUMEGIWA LAST BOY」ではまりん(砂原良徳)を起用。ヴァイオリンではROVOの勝井祐二が参加。ひとつの流れとして組み立てられていた「FUTURAMA」とは違い個々の楽曲で音を形成。言ってみれば「FUTURAMA」をよりスリムに濃縮した感じであり、音こそ違えど原点回帰の作品でもある。スローな@「STARLINE」から電子音、ストリングス、エレキ・ギターが絡み一体となった世界観を形成。何れの楽曲も言葉数少ない。発声される言葉も脈打つビートや電子音に溶け込み1つの集合体に。でも個々の音をとってみるとそれぞれで主張している。ばらばらに分かれた楽曲も一通り聴くと妙な一体感があります。傑作。彼らの最終的に行き着く先が気になりますね。

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